ステップ1:ライフプランの重要性とは? 基本を押さえよう
ライフプランとは、人生の様々な場面で必要な準備や計画を立てることを考えます。 家族や自分の将来について、どのように過ごすか事前に考えておくこと、安心して生活することでは、なぜライフプランが重要なのか、具体的に見てみる
まず、ライフプランの最大の余裕は、将来への不安を抱えていることです。例えば、「子どもが大学に進学する時々をどう工面するか」といった悩みがある場合、ライフプランを立てればこれにより、「いざというときにお金が足りない」といった焦りを防ぐことができます
また、ライフプランは、目標を明確にする助けにもなります。以下のような具体的な目標を立てておくことで、生活の方向性がクリアになります
- 何歳までに
- 老後資金をいくら受け取りたいか
- 安心の教育資金をどう準備するか
このように、ライフプランを作ることで、将来への道筋がはっきりと見え、進むべき方向がわかります
ライフプランは安心感を持って将来に向けた準備を進めるための強力な道具です。 明確な目標を持ち、計画に基づいて行動することで、生活の質を高めることができます
ステップ2:賢く計画を立てる方法
賢いライフプランを立てるためには、現実的な目標を持ち、段階的に進むことが大切です。ライフプランは一度立てたら終わりではなく、必要に応じて見直しや調整を行うことが求められます。それでは、賢く計画を立てるためのポイントをいくつか紹介します
まず、ライフプランを考える際には、現在の状況をしっかり把握することが大事です。いくら貯金をしたいかという目標があっても、実際の家計が足りないでは計画が崩れてしまいます。
次に、長期的な目標と短期的な目標を分けて考えるのがポイントです。例えば、以下のように段階的に目標を立てて無理なく進める
- 短期的な目標:毎月の支出。固定費。1年以内に使うお金
- 中期的な目標:車の購入。入学・進学等にかかる費用
- 長期的な目標:老後費用
このように、段階ごとに目標を立てることで、具体的な行動がしやすくなります
さらに、ライフプランにはリスク管理も必要です。将来の病気や万が一など、予測できない事態に備えて、保険や予備資金を準備しておく賢明です。の医療保険や、万が一の時の生活費をカバーするための生活防衛費を確保しておくと安心です。
最後に、定期的にライフプランを見直すことを忘れないでください。 家族の状況や経済状況が変わった場合もありますが、計画を調整することが必要です。 子どもの進学や転職など、人生には予想外のそれで変化が訪れます。それに合わせて計画をアップデートすることが、賢く生きるための秘訣です
ライフプランを賢く立てるためには、現実を見据えつつ、柔軟に対応する姿勢がです。 まずは小さな目標から大切に始めて、少しずつ大きな夢に向かって進んでください
ステップ3:収入と支出を把握しよう
具体的なライフプラン作成の手順を見ていきましょう。
下は我が家で使用しているライフプラン表です。数字は若干、理想的な数字が入っていますが、だいたいこんな感じです(笑)
毎月 収入 | 支出 | 年間 収入 | 支出 |
給与 夫 250,000 | 住宅ローン 110,000 | 賞与 夫 1,000,000 | 住宅ローン 0 |
妻 250,000 | 電気代 10,000 | 妻 400,000 | 各種税金 50,000 |
ガス代 10,000 | 固定資産税 130,000 | ||
通信費 26,000 | 車検 30,000 | ||
保険代 7,500 | 保険 50,000 | ||
交通費 15,000 | 冠婚葬祭 100,000 | ||
食費 100,000 | イベント費 50,000 | ||
雑費 10,000 | こづかい 200,000 | ||
こづかい 70,000 | |||
NISA 80,000 | |||
計 438,500 | |||
年 6,000,000 | 5,262,000 | 年 1,400,000 | 610,000 |
繰越し 738,000 | 繰越し 790,000 | ||
まずは、収入と支出の把握が1丁目1番地です。
そして、毎月と年間に分け、支出と収入を書き出していきましょう。収入が不安定な人もいると思いますが、年間トータルを意識しています。サラリーマンの方は年間収入が安定しているのはメリットですね。
細かな家計簿はつけていませんが、大まかな予算をたて、その範囲内でやりくりをするスタイルです。最近は物価上昇のため、来年からは食費予算を上げないといけないなと感じています。
また、イベント費を用意することで、誕生日やクリスマス等の行事で予想外の出費をすることなくイベントを楽しむことができますね。
こうして1年間の収入と支出を把握していきます
ステップ4:収入と支出を見直し、ライフイベントに備える
これで、年間の収支が把握できました。
収入と支出を見直すために「無駄な行動」を見つけて、支出を減らす工夫をします。以下のような例が挙げられます。
- 毎日のコンビニでお茶やお菓子を買う習慣を見直す
- 使っていないサブスクリプションをすぐさま解約する
- 安い電気会社にかかることで光熱費を抑える
- 携帯電話は格安SIMにする
これらの支出を削減するだけで、毎月数千円、年間では数万円の節約が可能になります。固定費を下げることで、最初は手間がかかりますが、それ以降はずっと支出減につながるのでおすすめです。
次に、これから未来の表を作っていきます。子供がいる家庭でしたら何年後に入学・進学が待っているのか。車の買い替えはいつか。マイホーム購入はいつかという具合です。
年度 | 貯金 | ライフイベント |
2024 | 1,528,000 | なし |
2025 | 1,056,000 | 進学費用 1,000,000 |
~ | ||
2034 | 6,528,000 | 車の買い替え 4,000,000 |
毎年、年間1,528,000円貯蓄ができるとして、今年、来年、10年先、できれば20年先まで毎年の年計画表を作成します。
この年計画表を作成することで、教育費や車の買い替え等の大きな出費に対応することができます。
実際には、昇給があったり支出は増減すると思います。我が家の場合は定年まで作成しています。毎年12月になると予算員会を開会し、今年1年を振り返り、来年の予算を微調整し、決定しています(笑)
長期予算を組むことで、2034年には6,528,000円の貯蓄があるだろうと見通すことができます。
まとめ:貯金と投資を考えたライフプランを
また、上記ライフプラン表の中に毎月支出にNISAを計上しています。「貯金」と「投資」の将来バランスをよく考えることが重要です。何十年先の老後資金はNISAで備え、年間計画では老後資金を全く備えていません。
「貯金」は、ライフプランの基本です。 大きな支出が予想されるライフイベントに備えるためには、日々の収入から少しずつでも貯金をしておくことが大切です。そのために、収支を把握しましょう
- 生活防衛費として、緊急時のために半年分の生活費を確保する
- 無理のない目標を立て、少しずつ習慣化する
しかし、貯金だけではお金は増えません。次に考えるべきなのが「投資」です。投資とは、将来的にお金を増やすために資金を運用する方法で、長期的に見るたとえば、株式債券や投資信託などの金融商品を利用することが考えられます。
- 初めは少額から始める(月に1万ずつ投資信託を積立購入する)
- リスクの少ない商品を選ぶことで、安心して放置する
- 無理のない範囲で少しずつ増やすことを心掛ける
なによりも、一番大事なことは収入と支出を把握することです。毎月はもちろん、年間収支を把握することで、数年先、数十年先までのプランを組むことができます。そうすることで、自分に見合った住居費が見えてきます。住宅購入は人生における目標ではなく、人生の中の一つのライフイベントです。まずはお金の流れを把握し、計画的なライフプランを作成してみましょう。