11月に入り、今年の暑かった夏の記憶も薄れ、1つ季節が進みましたね。
朝晩は肌寒いようですが、我が家では日中の天気がいい日であれば、日射取得のおかげでまだ、暑くなることがあります。
家づくりを始める時、色々比較すると思います。潤沢な予算があれば、何でもかんでも取り入れることができますが、大半の方は制限があるのではないでしょうか?
比較して、断念する理由の一つに予算的にムリとなる場面も多々出てきます。
そのため、家づくりを始める前に、まずは予算を掛けるところ、ここだけは譲れない点については家族でまとめておきましょう。
我が家では、断熱をそこそこ強化する。という点についてこだわりました。
ポイントは、「そこそこ」です。(笑)
その他にも、「一生もの」にはお金をかけてもいいという考えも持っています。
そこで、今回はお金をかけすぎない我が家が、お金をかけたものについてご紹介したいと思います。
天然木テーブルがおすすめの理由
一枚板テーブルは、ひとつの木材から切り出された大きな板をそのまま使うことで作られたテーブルのことです。一般的なテーブルとは異なり、木の独特な形や木目がそのまま活かされ、自然の美しさを感じられるのが特徴です。この美しさから、リビングやダイニングに置くだけで存在感があり、部屋全体を華やかにします。
この華やかさに一目ぼれしたので、どんどん調べていきました。
一枚板テーブルがおすすめされる理由には、以下のようなポイントがあります。
- 自然の温かみを感じられる
- 唯一無二のデザインで、同じものがない
- 耐久性が高く、長く愛用できる
具体例として、ウォールナットやケヤキなどの木材は、木目がはっきりとしていて人気です。これらの木を使った一枚板テーブルは、部屋のインテリアとしても高級感を演出します。このように、一枚板テーブルは実用性と美観の両方を兼ね備えた家具です。
一枚板テーブルはどんな場所にも合う
一枚板テーブルは、その自然で温かみのあるデザインにより、どんなインテリアスタイルにも馴染みやすいです。例えば、モダンなインテリアが好きな方は、ウォールナットやブラックチェリーなどの落ち着いた色味の木材を選ぶことで、シンプルで洗練された空間を作り出せます。逆に、カントリースタイルやナチュラルテイストが好きな方には、オークやパインなどの明るい色の木材がぴったりです。
具体的な配置例としては、以下のような場所に最適です。
- リビング:家族団らんの中心として、落ち着いた雰囲気を演出
- ダイニング:食事の場を温かみのある空間に
- 書斎:作業や読書がしやすく、木の香りでリラックス効果も
一枚板テーブルは「和」にも「洋」にも合うので、畳の部屋に置いても違和感がありません。自然の風合いが強調され、存在感があり、美観も美しいのに、実用性もあります。
一枚板は断念し、ハギ板を採用
一枚板テーブルは、天然木を贅沢に使用しているため、一般的なテーブルよりも価格が高めです。しかしその分、独特な木目や節目、質感が他にはない価値を持ちます。一生使える家具として、また次世代に受け継ぐことも可能です。価格だけを見ると高価に感じるかもしれませんが、長く愛用できることを考えると、コストパフォーマンスが高いと言えます。
我が家が訪れたハンドメイド家具店では、ウォールナットの1枚板で約60万円でした。
さすがに、一生ものにはお金をかけるとなっても、60万円はキツイ。早速、信念が曲がりそうだったのですが、隣にハギ板テーブルが、なんと一枚板の3分の1程度で売られていました。
しかも、素人目にはつなぎ目も分からず、天然木のため我が家が求める「一生もの」に変わりありません。
悩みに悩み
ウォールナットのハギ板テーブルを購入しました。

いかかでしょうか?何枚使われているか分かります?
まだ、磨き塗装前の状態なのですが、横方向に4枚にハギ材が使われています。
我が家がこだわったのは1枚か4枚なのではなく、「一生使えるかどうか」でしたので躊躇なく購入しました。
天然木ダイニングテーブルの使い心地
ダイニングテーブルの使い心地は、木の質感や香りを楽しめるところが大きな魅力です。木をそのまま板にした素材で、合板とは異なり、自然の温もりを直に感じることができます。ウォールナットの無垢材は、手触りが良く、見た目にも高級感があり、使うたびに木の持つ暖かみが伝わってきます。
具体的な使い心地のポイントとしては以下のような特徴があります。
- 柔らかな質感で触り心地が良い
- 使用していくうちに、味わいが深まる(色合いや風合いの変化が楽しめる)
- キズや汚れも味と捉えられ、個性が出る
特に、推したいのはキズが味になる点です。ウォールナットなので硬い樹種にはなりますが、日常的に使用するとどうしてもキズがついてしまいます。
そのキズも工業製品では出せない、自然素材の力で味に変えてくれます。
天然木のメリットとデメリット
無垢材ダイニングテーブルには、自然の木材を活かした素晴らしいメリットが多くありますが、デメリットも存在します。メリットを理解しつつ、デメリットにも注意し、ライフスタイルに合った使い方を考えると良いでしょう。
メリット
- 温かみのあるデザイン:自然の木目や色合いが、部屋全体に落ち着きと高級感を与えます
- 耐久性が高い:しっかりとした無垢材は、合板よりも長持ちし、丈夫です
- 経年変化が楽しめる:年月とともに味わいが深まり、個性が増していきます
デメリット
- 価格が高め:天然素材のため、加工や材料費がかかります
- 湿気や乾燥に弱い:自然素材のため、湿度の変化で反りや割れが生じることがあります
- メンテナンスが必要:汚れや傷を防ぐため、定期的にオイルやワックスでお手入れが必要です
どんな物にもメリット、デメリットはあります。
我が家には、メリットが大きく、その価値があると思ったので購入しました。使用して3年になりますが、キズだらけになってます。。。もちろん、後悔はありませんよ。
メリハリ予算で賢く
新築時には、あれもこれも取り入れたくなる気持ちは分かります。
しかし、限りある予算を有効に使うためにも、メリハリをつけた予算配分を心掛けましょう。
我が家は、デザインに関する部分には、ほとんど予算を掛けていません。しかし、「一生もの」には予算のウェイトを置いています。
人それぞれ価値観は違いますが、今回紹介したダイニングテーブルを含め「家具」は長く使えるので、予算を掛ける上でおすすめです。